基本理念

本総会の基本理念

【メインテーマ】

いのちと地球の未来をひらく-理解・信頼そして発展-

21世紀は国際化の時代です。グローバルな視点に立って進める必要があります。さまざまな問題の解決に貢献が期待されています。

近年、社会の関係は、より密接かつ複雑になってきました。相互に影響を及ぼし合い、それぞれのわずかな変化が、システム全体に大きな影響をもたらします。社会が一緒になって考えなければならない重要な問題です。同時に、現実の問題への対策も急がなければなりません。

研究においても、次世代研究者の育成、研究倫理の確立、産学連携のあり方といった喫緊の課題が山積しています。「知の循環」を図る必要があります。

このように、社会の連携がますます求められている中で、第28回総会は、「いのちと地球の未来をひらく-理解・信頼そして発展-」のメインテーマのもとで、従事者のみならず開かれた議論の場として、開催いたします。

総会の性格・目的

総会は、関連領域の進歩・発展を図り、学術面、実践面から重要課題を総合的に討議することを目的としています。明治35年に東京で第1回が開催されて以来4年ごとに開催されており、今回が第28回に当たります。東京での開催は、第25回総会(1999年4月)以来12年振りとなります。

現在、学会は107を擁しています。総会はこれらを連合し、最新の成果を統合して紹介する場を提供します。今日のように高度に専門化、細分化しつつある時代には、総会は従来にも増して重要なものとなっております。更に叡智を結集して、新しい未来を切り開く場としての本総会は、我国のみならず世界に寄与するものと期待されています。

第28回総会